福島ゴルフ 08年6月 第3回 東西ゴルフ/福島

 ここ数年、会社のOBの人と地方でゴルフをやっている。今回は関西から4人、関東から4
人の2組計8人が参加して福島県でやる事になった。2泊3プレーの企画である。

 この梅雨の時期にゴルフを企画するには一寸っとした覚悟が必要である。雨の確率が非常に
高く、雨がふれば悲惨なものであるからである。小降りの雨や途中からの雨ではまず中止する
事はなく、冷たい雨の中で大叩きするはめになるのが大概である。

 福島県は広くて、会津、中通り、浜通りの3地方に分かれている。今回は1日、2日目に中
通りの「ザ・ダイナミックゴルフ倶楽部」、「グリーンアカデミーCC]3日目に浜通りにあ
る「バイロンネルソンCC」でやる事になった。

 関西組は福島空港へ、関東組は新白河駅に集合し、そこから1日目のゴルフ場へ向かった。

 1日目
 <ザ・ダイナミックゴルフ倶楽部>
 

今回の参加メンバー
このコースは「999 the golf/dynamic GolfClub」の名前の通りメンバーは999人以下なのだそうだ。
スタート時はご覧の通りの快晴、暑いほど晴れ渡り、こんなにも張り切っていたのです。
グリーンが小山でセパレートされている珍しい打ち下ろしのショートホール。ここで小滝、 谷口の両名は1m足らずに見事ワン・オン!
9番は池越えで、クラブハウスから眺めると美しいホール。ただ、プレーは大変だけど・・・。
 昼を食べて10番に向かう頃から空模様が急変し、雨がポツポツ降り出し遠雷も聞こえだし た。これはマズイと思いながらもプレーは続行。傘をさしたり閉じたりと散々な展開になった。 つれてスコアも悪化の一途、雷もいよいよ頭上でピカリ、ゴロゴロと鳴り出し、カートに雷セ ンサーが付いているのだろう、ピカッと光ってカートが2度ほど急停車する有様。    ところがでありますよ、最後の18番に来たところで雨も雷もピタッと止んでしまうではあ りませんか、あ〜、何たる不幸・・・!!! 雨も雷も何も無かったようにヤマボウシ(山法師)が白い花を咲かしている!
「 山法師白い頭巾で葉を隠し」 夜は車で5分程の「白河山荘」に宿泊。
ご覧の通りのように5棟のうち4棟を全て借り切った。1部屋3人は寝られる広さに満足。
朝起きると鬱蒼とした木々に囲まれ、静寂な中に小鳥のさえずりが聞こえていた。

ミズキの一種 ?
1日目の新ペリアでの成績  諸兄の名誉保持のためグロスは非公表です。(BGは93の岡本さん)
プレイヤーNET
小滝74.4
谷口76.0
岡本76.2
78.2
佐藤79.0
橋本80.4
岡野80.6
加瀬80.8
「組対抗アベレージ・スコア」戦の結果→小滝、岡野、谷口、森組の勝利。ニアピンは小滝、森。 ***************************************************************************************  2日目  <グリーンアカデミーCC>  2日目は石川町にあるグリーンアカデミーでのプレー。ザ・ダイナミックゴルフからは「猫 啼温泉」『(平安時代中期の女流歌人、和泉式部に縁があるとされる温泉である。開湯伝説に よれば、和泉式部が京に上る際に、愛猫を当地において行ってしまった。その置いていかれた 猫は、主人である和泉式部を探して啼き続けたと言われている。このことから、温泉名に猫啼 温泉とつけられたといわれる。この猫は、その後に病にかかるものの、当地の温泉に浸かった 事により元気を取り戻した。このことで、鉱泉の効能に地元の人たちが気づき、湯治場として 発展することとなった。(wikipediaによる)』の傍を通って40分ほどで到着。   「石川の古き湯の里猫が啼く」  この石川町にはかって甲子園で活躍した「法人石川高校」がある。タクシーの運転手さんの 話によると、当時は県外から野球留学で選手が集まっていたそうである。上の猫啼温泉の故事 は運転手さんからも聞いた。 グリーンアカデミーCCの正面。
2番左ドッグのホール、池手前は池越え。どうしても力んでしまう池越え。
4番のショートホール、ここにNPを設定。谷口さんが獲得。
8番左ドッグ400ヤードのミドル。
午前中最後の9番、右ドッグのロング。セカンドは右手に池が待っている。
お待ちかね、ビールと昼食。ラッキーな事に丁度ステーキ祭りに遭遇。我が組は全員ステー キとビールを迷わず注文。最後の清算で、ステーキ食べてビールも飲んで支払い合計はなん と5,850円!(もう、この近辺に引っ越してこようか知らん! 俄然福島大好きになった僕)
午後最初の10番の短いミドル。いい機嫌で飛ばして、オリンピックの鉄獲得で満足。
13番は左ドッグのうち下ろし。
大きな池がティーグランドの前面に広がる16番。迷わず安全サイドへ打ち込みラフで苦闘。
17番も池越えでショート。ここでニアピンを橋本さんが獲得。
最後の18番は563ヤードのロング、クラブハウスも遠望される。
ここはプロのマッチプレイが行われたコースとかで、素晴らしいレイアウトになっている。 経営がACCORDIAになっていて、営業方針が変わったのかプレーヤーには嬉しいコース。そ れにしても池の多いコースであった。天気は一日中良好。 2日目の新ペリアでの成績  (BGは92の岡野さん)
プレイヤーNET
佐藤71.0
谷口74.0
岡野76.4
岡本76.8
小滝77.6
加瀬81.0
81.6
橋本88.4
「ストローク・プレースコア」戦の結果、佐藤さんの優勝。ニアピンは谷口、橋本さん。 <2日目の写真は全てゴルフ場のHPから拝借したものです> ***************************************************************************************  3日目  <バイロン・ネルソンCC>  西白河郡東村蕪内(かぶうち)から石川町、古殿町を経て、いわき市湯本に至る65kmの街道 は御斎所街道と呼ばれ、塩を中通り、会津に運んだ街道だったそうである。その街道をタクシ ーにゴルフバッグを積んで中通りにあるバイロン・ネルソンCCに向かった。  中通りと浜通りを隔てている「阿武隈山地」は巨大な山塊であり、これによって気候も随分 と異なっている。『阿武隈高地は海底で堆積した大変古い地層が隆起して陸地となり、はじめ はアルプスのような大山脈だったと考えられるが、その後の長年の浸食作用で老年期のなだら かな地形となり、さらに隆起が進み隆起準平原となったと考えられる。阿武隈高地には侵食に よる残丘である硬い地質の独立峰が各所に残る。』(wikipediaより)  3時にグリーンアカデミーを出発したが、バイロン・ネルソンに到着したのは4時半ごろで あった。
 到着後夕食をクラブのレストランで食べ、飲んだ(90分飲み放題コース)。 どうも、60歳を越えた戦中、終戦派は(いや、失礼僕だけか?)この”放題”という2文字に 滅法弱い、飲み放題、食べ放題、打ち放題、・・・。
 今日の宿泊はこのようなコテージで、クラブハウスから400ヤード歩いた所にある。寝室は個 別になっていて、中央に皆が揃うスペースの造りとなっている。ここで麻雀、囲碁等をやれる のだ。  コースはWest,South,Eastの3コースで、Eastが最もトリッキーだ。  3日目の組み合わせは以下の通り、組は分かれたがWペリアの東西対抗戦とした。 Southの1番、スタートホール。343ヤードのミドル、2打は打ち下ろし。 2番はミドルで、ティーショットはかなりの打ち上げ。 3番は160ヤードのショート、谷口さんはオンしたがNPには設定していなかった。 4番はミドルで打ち上げのブラインドホール、2打の落下地点は左右ともOBがある。 5番も打ち上げでしかも525ヤードのロング。打っても打っても届かず、4オンがやっと。 ここが最高地点で、ここからは打ち下ろしが続くうれしいレイアウト。 6番はご覧の通りのうち下ろしのミドル。 7番は176ヤードのうち下ろしのショート。森がニアピンゲット。 8番はサービスホールで303ヤードのミドル。 Southのラスト9番は531ヤードのロング。ティーショットの左は池、グリーンの手前 も池だ。 グリーンから見るとこうなる。 昼飯を食べて元気を出そう ! 午後はEastコース、その1番。 2番はやや打ち上げのミドル。 3番はショート、4番はミドル。 5番は大きく左ドッグのロング、左サイドはOB。1打は相当なうち下ろし。 6番は谷越えのショートでニアピンホール。皆越えるのに精一杯で誰もオンせず。 7番はロングで右ドッグ。 8番は200ヤードの谷越えショット。谷を越えるまでヒヤヒヤもの。 8番の2打地点。 南にはこのような橋が2本掛かっている。 9番に来るとクラブハウスが見えて来る。 グリーン方向からの9番の眺め。 「浜通り宵待草が野辺に咲き」 ゴルフ場の近くに宵待草が咲いていた。 3日目の新ペリアの成績  (BGは92の森)
プレイヤーNET
岡野73.2
小滝74.6
谷口76.6
岡本78.0
橋本78.2
80.0
佐藤80.0
加瀬82.0
「東西対抗アベレージ・スコア」戦の結果、西軍(加瀬、岡野、橋本、谷口)の優勝。ニアピン は森。  3日連続のプレーで、しかも毎回移動があるのであるが皆さん全く元気。3日終わってもまだ 物足りなささえ見受けられる。恐るべし”前期高齢者”の皆さん!! 以前やったプレーの記録はこちらをクリックしてどうぞ。 「07年6月11〜12日 JUN & ROPE」 「07年12月3日〜4日 鹿児島GOLF」 inserted by FC2 system