《The forest universe of the four seasons》
 * 八重山諸島 * 

 06年1月早々、沖縄八重山に行って来た。 本土は寒気に震えているが、石垣、西表では20℃
前後で別天地である。既に田植えが始まっており、ツツジもちらほら咲き始めている。
  
石垣島に、4時頃到着し、早速鍾乳洞見物となった。沖縄は珊瑚礁が隆起して 出来た島々 だから島のあちこちにし鍾乳洞がある。で、この鍾乳洞を出た処が例によってレストラン& みやげ物となっており、そこで一寸早い夕食とお買い物になった。
左の写真は鍾乳洞を出たところの木に蝙蝠がぶら下がっているが、分かるかな? 右の写真は竹富島の牛車。
竹富島は石垣島から高速艇で10分の所にある周囲10km程の小さな島。昔の沖縄の家並みが 保存されており、人口は343名で、国の重要伝統的建造物保存地区に選定されている。
竹富島のシーサー、右はキンチョ(銀蝶)と呼ばれる不思議な植物。台風避けの珊瑚の石垣 の間からニョキニョキと生えている。地元の人はハブの柄に似ているので嫌う。この島には 「星砂の浜」と呼ばれる、星の形をした砂がある浜がある。

NHKの「ちゅらさん」の舞台となった小浜島は左。右は西表島から由布島へ牛車で渡る もの。この牛車をパンフレットに載せた旅行PRをよく見かけるが、10数台もあり、そん なにノンビリしたものではない。牛は水牛で、明治の頃台湾から農耕用に導入したもので、 今は機械化されてこうした観光用に細々と生き残っているらしい。1台に15人程度を乗せ て西表島と由布島の間500mを一日に何回も何回も行き来するのみで、牛の使い手さんが三 線で歌うのだがすこし物悲しい風情である。

由布島の「亜熱帯植物園」
コダチヤハズカズラ                  オオベニゴウカン
トックリヤシモドキ                  マンゴーの花
この由布島の沖合いにはマンタがやって来る。大きいものは畳8畳ほどの巨大なものもいる。                            アダンの実はヤシガニの好物。
西表島の仲間川のマングローブ。



石垣島の唐人墓                    川平神社>

石垣島川平湾と珊瑚礁 この船は船底がガラスになっていて、海の中を見る事が出来るのだ。



小魚や珊瑚が見られる。

石垣島は、沖縄本島、西表島についで大きい島で、那覇から420kmも離れている。那覇から 飛行機で50分程も掛かり、那覇は晴れていてもこちらは雨が降っていたりする。 台湾に近く、僅か227kmしかない。緯度は北緯24度23分でハワイのホノルルと同緯度である。 西表島は石垣島の西方にあり、石垣島から高速船で約50分で到着する。石垣島は人口45,600 人で八重山諸島の中心である。西表島は人口2,300人と人口は少なく、島の大半は熱帯雨林に 被われている。西は太陽が”入る”方向であり、それゆえ西表島と書いてイリオモテと読む。 この西表島には悲しい過去があり、入植者がマラリヤで全滅した村もあった。今は、観光 で成り立っている。ハブを覚悟で原生林を探検に行っては如何かな、諸君!
この地図は「西表島交通グループ」さんのHP掲載のものです。


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