*** 川越 ***


 川越大師「喜多院」(星野山)
  2006年09月のある平日、「喜多院」を訪ねた。
  
 創建は天長7年(830年・平安時代)と古く、途中兵火などで幾度か焼失して再建されている。関東の天台宗の本山である。
近くでは寛永15年の大火で焼失し、家光によって復興されたが、その時、江戸城の紅葉山別殿を移築したため、「家光誕生
の間」とか「春日野局の間」などがここにある。

・喜多院本殿                            ・小堀遠州の枯山水

・春日局の部屋と家光誕生の間が江戸城から移築されている

              境内に「五百羅漢」があり、様々な表情で迎えてくれる。 ”あんた、あれどう思う、今度の内閣?”                ”そうやなあ、まあ、あんなもんちゃうやろか!”

”でもなア、わしゃおかしいおもうデ!ワシら選んでせーへんもん” ”まあ、まあそう言わんと、一杯やってんか、おっちゃん”

”ご馳走さん、ええ気分になって来たわ、そろそろ帰ろか!”       ”そうや、帰って久しぶり茶でも飲むか!”
 てな事をあそこで503体の羅漢さんが、喋ってはります・・・。じゃ、僕も家に買えるわ、さいなら!

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  2004年正月川越
   川越の「時の鐘」→蔵づくり→喜多院を散策
正月3日はダルマ市が開かれ、沢山のダルマさんが売られている。 
正月3日は厄除け「元三大師」のご縁日です。新しい年のはじめを迎えるので初大師
と呼び名されています。
江戸の初期天台宗関東総本山の呼称を頂いた喜多院には、新しい年を迎えるにあたって、
多くの善男善女が開運厄除、家内安全、交通安全等の護摩祈願をする人々が年々増え、
境内には七転び八起きの名物だるま市が軒を連ねるようになった。
         


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