まだ夏の名残が幾分残る2011年の10月1日、 早朝の4時半に家を出て、外環、東北道、日光自動車道と飛ばして 「日光いろは坂」を登り切ったのは7時過ぎであった。 紅葉の季節には早く、原発事故の影響もあるのだろうか、車は殆ど 居ない。 中禅寺湖湖畔にある日光二荒山中宮祠に車を留め、7時半に中宮祠 拝殿を通っていよいよ登山開始である。二荒山神社のご神体はこの 二荒山(男体山)自体なのである。だから参拝者はこの山に向けて 置かれている祭壇に参拝するのである。 恐れ多くも、今日はご神体に登らせて戴くのである。めったな事で は”立ちション”等は許されるものではない!どんなお咎めがある やも知れないのである。心して登らさせて戴こう。 ま、取り敢えずスライドショーでもご覧下さい。 →大画面で見るにはは画面右下の「全画面アイコン(矢印が四方に出ている)」をクリック下さい。 → 日光二荒山神社 HPである、ライブカメラも設定されている
男体山頂上からの展望は素晴らしかったが、すぐそこに足尾銅山の 鉱毒によるハゲ山を見せられて福島の原発事故を思い出した。この 足尾銅山鉱毒事件は日本の公害の原点と言われ、明治時代の田中正 造等の反対運動にも拘わらず、事実上公害が減少したのは僅か30数 年前の事であり、現在もハゲ山が累々と横たわっている。 この後、福島の原発で汚染された地域は何十年にも渡って人の住め ない地域になることだろう。この足尾銅山の被害を遥かに超える災 害を将来に渡って抱えることになる。 二荒山中宮祠から登攀したが、戦場ヶ原まで行って、そこから裏男 体林道を志津乗越まで進んで車を留め、志津小屋経由で登ると2時間 30分程度で山頂に到着する安易なルートもある。 帰りは、金精峠を越えて群馬の沼田に出て、そこから関越に乗って 所沢ICまで飛ばしに飛ばした。我が家到着は6時20分であった。 疲れたね! Music by「diamond dust」/OUpS.zero (c)↑だ → この頁の最初に戻る
→ HPの最初に戻る
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・